身長を伸ばすのに効果的な運動とは?

子供の成長には適度な運動が欠かせません。運動によって骨に刺激を与え、成長を促すことが目的です。他にも、身長を伸ばすための様々な工夫があるようです。

■実際に高校生の皆が行っている工夫は?

・関節を柔らかくするためにジャンプしている(173cm・高2・東京)
・けんすい用に買った『ぶらさがり健康器』が家にあるので、トレーニングをした後、ついでにぶら下がっている(180cm・高1・佐賀)

ジャンプをしたり鉄棒・うんていにぶら下がったりする等、「関節を伸ばすこと」が身長アップに繋がると考えている人が多数いるようですね。

■立っている時間を増やすだけで身長が伸びる?

骨は、縦方向の負荷を与えた後、しっかりと睡眠をとって休ませることで成長するようです。
“縦方向の負荷”というと難しく聞こえるかもしれませんが、歩いたり、走ったり、ジャンプしたりすることでかかる自然な重力の負荷で十分です。
「電話の中では座らないようにする」「エスカレーターではなく階段を使うようにする」などのルールを決めて、毎日の日課として取り入れれば、効率よく骨に負荷を与えることができますね。
授業中に座っている時、背筋を伸ばすようにするだけでも効果はあるようです。

■筋トレの内容には注意する

骨は成長する期間は限られているため、まだ身長が伸びているという人は、ハードな筋トレは避けて、縦方向の負荷を増やすことを意識してみるといいかもしれません。
そうすることで、筋肉の成長に使っていたエネルギーを骨に使うことができます。
バーベルなどの器具を使ったウェイトトレーニングは、成長期の関節には強すぎる負荷がかかってしまい、骨の成長を止めてしまう可能性もあります。
まだ身長が伸びているという人は、負荷の強いトレーニングを行ってしまうと勿体ないので、なるべく控えておくのがよいでしょう。